１２月８日(月)・１０(水)、調理科２年生を対象に函館短期大学より講師の先生方をお招きし、出前講座を実施しました。はじめに澤辺学長より大学での食の学びについて紹介があり、続いて「こどもの食育」をテーマに、食べる意欲の育て方や食に関する保護者の悩みについて講義いただきました。また、保育学科の咲間教授による「うけつぎたい伝統食（三平汁）」の体験授業では、折り紙を用いた制作を行いました。
生徒たちは真剣な眼差しで講義を聞き、制作活動では幼児向けのサイズ感や色選び、根菜のいちょう切りや結び昆布の再現など、細やかな工夫を凝らしていました。発表時に「七飯産男爵いも」や道産食材という独自の設定を盛り込む生徒もおり、楽しみながらも主体的に食文化や食育への理解を深める、大変有意義な時間となりました。同じ内容で製菓衛生師科の２年生は２月に実施する予定です。